パクセーには、いくつか人気のシンダート屋さんがありますが、私がいつも行くのが、こちら、”Dorn Sokdee Restaurant”(ドーン・ソックディー・レストラン)。
お店は2階建て。
1階にはキッズスペースがあったり、アイスクリームやケーキ、パンなどが売っているコーナーもあります。
ちなみに、おススメは2階。オープンエアになっていて、気持ちいい。
雨が降ると、電動の屋根みたいなのが出てくるので、雨でも安心。
ちなみに、「シンダート」というのは、この写真のようなラオス風焼肉。
シンダート専用の鍋があって、中央の盛り上がった部分で肉を焼いて、周りのくぼんだところにスープを入れて、野菜などを煮ます。鍋の下には、熱せられた炭が入ったバケツみたいなのがあって、注文すると、とりあえず、スタッフが炭が入ったバケツと鍋と持って来て、セッティングしてくれます。
焼肉と鍋が合体したような感じで、日本人からすると、最初は「えっ!」と思いますが、焼いた肉と煮た野菜のコンビネーションがよくて、野菜も煮るのでたくさん食べられます。
日本だと、焼肉とご飯というのもアリですが、ラオスでは見たことがありません。私は、無性に白いご飯と一緒に食べたくて、注文したことがありますが、不思議そうな顔をされます(笑)
だいたい、飲む人はビール、飲まない人は普通に水とかソフトドリンクとかと一緒に食べてます。
メニューに、肉の種類(牛、豚、シーフードなど)や部位(三枚肉、レバー、乳など)などがあって、選べます。
ちなみに、写真は牛肉(左)とミックス(右)。ミックスには、普通の牛の赤身の他にレバーやタン、ノム(乳)、豚バラ肉など、色々入ってます。
肉は、日本の焼肉に比べると、薄目にカットしてあるので、日本人からすると、最初、薄いなあって思いますが、早く焼けるので待たなくていいし(逆に油断するとすぐ焦げますが…)、肉だけでお腹いっぱいって感じではなくて、野菜もたくさん食べられるので、これはこれでいいなあと思います。
通常、肉と野菜のセットで注文することが多いですが、肉だけ、野菜だけの注文も出来ます。
野菜はだいたいどの店でも、こんな感じでカゴに入って出てきます。(写真左)
種類は、店によって多少の差はあるものの、白菜、キャベツ、空芯菜、ねぎ、えのきなど。それから、野菜以外に、たいてい入ってるのが、たまご、春雨、インスタントラーメン。
たまごは、割ってスープに落として、たまごのそのままの形で火を通す人と、落とした後に崩して広げる人とがいますね。
インスタントラーメンは、締めに入れることが多いですが、入れる若干スープが塩辛くなったりするので、入れない人も。
そして、人気のシンダート店は、タレが美味しい。(写真右)
シンダートのタレは、少し甘めで、トロッとしてます。それに、ニンニクや唐辛子、ライム、砂糖、ナンパー(魚醤)などを加えて、自分の好みの味にします。
ちなみに、肉と野菜のセットで50,000KIPくらい。50,000KIPくらいでブッフェ方式(食べ放題)のお店もあるので、少々お高めの値段ですが、サービスも悪くないし、店内もトイレも清潔で、いつもお客さんでいっぱいの人気店です。
シンダート以外に、チャーハンや野菜炒めなど、普通のラオス料理メニューも豊富で、デザートメニューも充実してて、これが結構本格的で美味しい。
場所が少し街中から離れているので、お客さんはほとんどラオス人。たまに在住っぽい外国人という感じ。
私は、肉が食べたい時や野菜をいっぱい食べたい時に、よく来ます。家が近いことと、タレの味が好きなので、色々他のシンダート屋さんも試しましたが、最近はいつもここ。
パクセーに来た友人などにシンダート食べられる場所を聞かれても、街中にはシンダート屋さんがなくて、いつも残念だなあと思います。
パクセーホテルからだと2Kmあるので、ちょっと歩くのはしんどいかもしれませんが、もし、足があったり、近くのホテルにお泊りなら、是非お試し下さい。