ラオスの国内線といえば、以前は「Lao Airline」だけでしたが、昨年から格安の「Lao Skyway」の運航が本格的に始まり、パクセー・ビエンチャン間の移動手段の選択肢が増えています。
パクセー空港内には、昨年、窓口がオープンしていて、パクセー→ビエンチャンの片道料金が「399,000KIP」という表示が!
Lao Airlineの正規料金だと「988,000KIP」なので、半額以下。
このLao Skywayの料金への対抗かどうかは分かりませんが、Lao Airlineも、搭乗日の1週間前まえでに購入すると「499,000KIP」というプロモーションをやっています。(2018年10月時点)それでも、それよりも更に安い値段設定。
さらに、最近、パクセー市内のビエンチャン行きの夜行バスが発着するバスステーションの前にLao Skywayのオフィスがオープンしていました。
夜行バスだと、パクセー→ビエンチャンの片道が「170,000KIP」。
いわゆるスリーピングバスで、シートは完全にベッドになっていて、横になることが出来ます。
ただし、1つのベッドの定員が2名。なので、友達同士や家族2人で一緒に乗るにはいいのですが、1人で乗る場合、知らない人が隣に来る可能性が…(もちろん、男女は分けてくれます)
ということで、外国人やバックパッカー、少しお金に余裕がある人は2シート購入するパターンが多くなります。
となると、片道「340,000KIP」。
Lao Skywayとの差額は「59,000KIP」。
夜行バスだと、夜8時半にパクセーを出発して、ビエンチャン着が翌朝7時頃。
フライトなら、Lao Skywayの小さな機体でも1時間半程度。
だったら、Lao Skywayにしようかなあ、と考える人を狙って、わざとバス発着所の前にオフィスを置いたんだろうなあと思います。
ただし、飛行機は主に「MA-60」という機体を使用していて、現在のLao Airlineの国内線用の機体「ATR」より一回り小さいもの。
以前、Lao Airlineが国内線に使用していたのと同じ機体なので、懐かしいと思う人もいるかもしれません。
機体が小さいということは、やっぱりそれだけ揺れたりして不安定なので、プロペラ機というだけで不安な人には、ちょっとハードル高いかもしれませんが、安さ重視の人には、嬉しい選択肢ですね。
ちなみに、現在(2018年10月)、Lao Airlineは、パクセー・ビエンチャン間は毎日数便のフライトがありますが、Lao Skywayは、月火木金日の週5日、1日1便の運航となっています。
それから、Lao Skywayは「Scenic Flight」というサービスをやっていて、ビエンチャンの町を空から観光するというもの。
写真を見る限り、更に小さなヘリコプターに乗るようですが、なかなか面白いサービスだなあと思います。
詳しくは→ https://www.laoskyway.com/SERVICES_EN/SCENIC
チャーターフライトもやっているようで、これから色々な使い方が出来そうで、楽しみです。
Lao Skyway: https://www.laoskyway.com/
Lao Airline: http://www.laoairlines.com/