2022年3月24日付の「The Laotian Times」、2022年3月25日付の「J &C Group」及び、2022年3月28日付の「Vientiane Times」などのFB投稿記事によると、2022年(仏歴2565年)のピーマイ(ラオス正月)について、ラオス政府は、4月14日(木)~16日(土)のピーマイ(ラオス正月)のうち、16日(土)の振り替え休日として、4月13日(水)を休日とすることを発表しました。
The Laotian Times: Laos Confirms Lao New Year Holidays Dates
J &C Group: Longer Lao New Year Holiday Announced, State Offices Banned From Celebrating
Vientiane Times: Luang Prabang bans traditional Lao New Year events
これにより、今年のピーマイは、4月13日(水)~17日(日)の5連休となりました。
また、政府は、インフレによって生活費が高騰している状況において、緊縮財政を推進し、国民に質素倹約の模範を示すため、政府機関や部局がラオス正月のパーティや行事を行うことを禁止する旨も、同時に発表しました。
さらに、コロナの感染が拡大する中で、中央及び地方政府は、地域社会の感染状況に応じて、ピーマイ期間中のコロナの予防対策について詳細な措置を定めるように指示を出しました。
例年、伝統的な新年の儀式や行事が開催され、旅行客で賑わうルアンパバンにおいても、今年は行事の規模を縮小し、ミスラオスのコンテストや象のパレード、街頭でのパーティなどを開催しないことが、ルアンパバン県の当局より発表されました。
ラオスでは、2020年のピーマイは国内最大の祭りが中止されましたが、2021年には規模を縮小したラオス正月が開催されていました。
今年2022年は、コロナ感染の再拡大の状況に加え、インフレによる物価の高騰の影響もあり、政府関連機関による祝賀行事の全面的な禁止という、厳しい措置が取られることとなりました。
コロナ以降、大勢での集会や新年のパーティなどの禁止の通達にも関わらず、違反者が摘発されるということが度々起きていますが、今年は、そのような違反者に対して、例年にも増して厳しい措置が実施されることが予想されています。