2022年3月31日付で、チャンパサック県より「コロナの感染拡大防止対策の実施強化について」の通達が出されていましたが、改めて、2022年4月5日付で、ピーマイ期間中の行動等についての詳しい内容の通達が出されました。
参照: 2022年3月31日付チャンパサック県からの通達(コロナの感染拡大防止対策の実施強化について)
※全訳ではなく、主要な内容及び前回からの変更点を中心に要約しています。
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仏歴2565年(西暦2022年)のピーマイは、未だ、世界中の国々や近隣諸国でコロナの感染が拡大しており、国内においても、ほぼすべての県で新種のコロナの感染が拡大している状況にある。そのため、チャンパサック県のすべての市民がピーマイを祝うために、団結し、社会のセキュリティと公共秩序を保持し、コロナ感染拡大を防止・抑制するための措置の実施を継続する必要がある。
チャンパサック県は、以下の通り、感染拡大防止の対策を通知する。
1. 2022年3月23日付の首相府からの第367号の通達に基づき、2022年4月13日から16日までをピーマイの休日とする。(4月13日を4月16日(土)の代休とする)。
2. ラオス正月の祝賀は、家族、寺院、宗教施設などにおいて、良き伝統と文化の枠内で、最も質素な形で行うこと。人との距離を確保する、マスクを着用する、石鹸やジェルで手を洗ったり消毒するなどの基本的な感染防止策を講じること。
県、市、郡レベルのオフィス、公的及び私的な組織は、社会の模範となるように、パーティの開催や挨拶回りなどは禁止。
3. ピーマイ期間中、以下の活動を禁止する; 寺院や川岸などの水辺を含む公共の場所での舞踊や音楽のパフォーマンス; 道路などの場所での汚れた水や色付きの水の使用、車両や道具を使った水かけ; 音楽演奏(コンサート、ラムルアン、ランヴォン)やミスコンテストなどの各種コンテストやパレード、スポーツイベントなど大勢が集まり混雑すること(政府指定の場所を除く)。
4. 県の国防安全委員会と隣国と国境を接する郡の行政機関は、あらゆるレベルの軍隊と連携し、陸路及び水路の国境のパトロールを強化し、違法な越境を防止すること;国際国境、伝統的な国境、地方国境は関係機関と連携し、平和と秩序の維持のために越境を厳しく監視すること;各部局、パクセー市および9郡は、事務所、組織、村およびクムバンにパトロール隊を組織させること。
5. 県の治安維持司令部は、関係機関と連携し、社会の平和と秩序の維持に注意を払い、社会におけるあらゆる障害と適時に闘い、解決すること。詳細は次の通り。
– パトロール隊を組織し、軍隊とも協力して、24時間、明確な指揮のもとパトロールを行う。事務所では、組織内のセキュリティ部門を任命し、村では村内の治安維持のためにセキュリティ部隊を組織すること。
– 犯罪、暴動、違法な武器の使用、路上での交通、市民の財産と生命に損害を与える飲酒運転(飲んだら運転しない)や事故を引き起こすような運転などの防止に注意を払うこと。
6. 県の商工局は、関係機関と連携し、商品価格の安定的かつ定期的な管理に注意を払うこと。絶対に商店に値上げをさせないこと。
7. 県、パクセー市、9郡のコロナ予防対策委員会は、ピーマイ期間中のコロナ感染拡大を防止するための様々な対策を実施する責任を継続すること。
8. 県の情報文化観光局は、県の治安維持司令部及びその他の関係機関と連携して、エンターテインメント施設、カラオケ、飲み屋の開店の監視やチェックに注意を払うこと。また、関係機関と連携して、告知を増強し、メディアを通じてこの通知の内容をその特定の規定に従って周知し、県内の職員、軍・警察、ビジネスマンなど全ての市民が十分に理解し正しく実施できるように努めること。
9. パクセー市長、9郡の郡長、部局、各レベルの組織は、各地域のそれぞれの状況に応じてこの通知内容を実施するとともに、実際の実施状況を監視、検査、支援し、定期的に上位のレベルの機関に報告すること。
すべての関係者は、この通達を理解し、厳正に実施するように通達する。
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参考:https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=859249015475966&id=124040202330188