2023年2月25日付のFBページ「UBON NOW」のポストによると、タイのCENTARA HOTELS & RESORTSのホテルが、パクセーに開業予定とのことです。
「UBON NOW」のポスト記事→ https://www.facebook.com/yourubonratchathani/posts/pfbid02DjbGv413u3YQqNc1NCtEJb3ydDKqLv7F2iZVcgHunTdjwV4u4wNmLkUJYc86wBkil
ポストの内容によると、ホテルの名前は「CENTARA PLUMERIA RESORT PAKSE LAOS」、4つ星ホテルのリゾートホテルとなるようで、オープンは、2024年の第4四半期になる予定だそうです。
場所は、メコン川沿いで、通称「Japan Bridge(日本橋)」の側にあるチャンパサックグランドホテルの対岸となり、パクセーのシンボルとなっている黄金の仏像があるワットプーサラオの麓に位置します。
世界遺産ワットプーやコーヒーの産地パクソンに行くにも便利な場所であると共に、タイ側から陸路でパクセーに来る場合、必ず通る道路沿いなので、タイからの観光客誘致の追い風になることが期待されます。
このホテルの開業予定場所には、既に途中まで建設された建物があり、ポストの内容にもある通り、以前は、カジノ併設のホテルが建設予定でした。2015年時点では、既に建設が始まっており、そこから何度か建設の中断と再開が繰り返されていましたが、コロナ禍以降は放置されている状態でしたので、このまま放置されるのかと思っていたところ、今回の発表があり、パクセー市民としては、非常に喜ばしいニュースとなりました。
コロナ禍以降、対キープのバーツ高が続いており、コロナ禍前は、1バーツ=250キープで安定していたものが、現在は、1バーツ=約500キープ前後で、ほぼ倍となっていますので、タイ側からすると、建設費用などが実質半額程度になっているということも、今回の建設再開の要因となっているのかもしれません。
また、このバーツ高の恩恵を受けて、タイからの観光客も急増しており、タイの有名ブランドのホテルとしては、タイ人客を見込めるという側面もあるのではないかと思います。
また、現在、パクセー市内のメコン川沿いは、護岸工事と同時に、首都ビエンチャンのメコン川沿いのナイトマーケットのような、公園やお店が出せるようなエリアの建設も進んでおり、メコン川沿いにカフェやレストランなどの開店も相次いでいます。
詳しくは→ パクセーのメコン川沿岸の整備プロジェクトが再開の見込み
今回のホテル建設予定地から、このメコン川沿いの公園エリアへは徒歩圏内であり、今後、このエリアがパクセー市の観光の中心地となっていくことが予想されます。
これまで、チャンパサック県のワットプー近郊のメコン川沿いやパクソンには、いわゆるリゾートホテルがありましたが、パクセー市内には、大型のリゾートホテルというのは、若干ビジネスライクなチャンパサックグランド以外はありませんでしたので、今後の観光促進にとっても、とてもいいニュースとなるりました。
かなり良いロケーションに、ほぼ廃墟のような形で放置されていた建物が再生されるということで、パクセー市民としても喜ばしいことであり、来年のオープンが心待ちにされています。