2023年4月11日付の「The Laotian Times」の記事によると、首都ビエンチャンの南部方面行きバスターミナルは、ピーマイ(ラオス正月)に伴う乗客の増加に備えて、バスの運行の準備ができているとのことです。
「The Laotian Times」の記事: Southern Bus Station Equipped For Influx of Travelers, says Station Manager
記事の内容によると、南部バスターミナルのマネージャーは、11日の「The Vientiane Times」の取材に対して「バスターミナルは、帰省や旅行のためにラオス南部に向かう人々を支援する準備を整えている。コロナ禍の時期を除けば、例年、この時期には混雑する。特にカムアン、サワンナケート、チャンパサックに行く人たちのために、必要な場合には、追加のバスを提供する用意がある」と述べたそうです。
記事中で、南部バスターミナルのマネージャーが「バスの料金は若干値上げされているが、燃料費が高いため、まだ、あまり利益を出せていない」と述べている通り、昨今の燃料費の高騰を鑑みると、それほど大きな値上げはされていないようです。
先週末頃から、チケットを購入する人の長い列で混雑している南部バスターミナルの様子を伝える写真がFacebookなどのSNSなどで見られていました。ラオス中南部への移動手段は、ビエンチャンからサワンナケートやパクセーへのフライトもありますが、一般の市民にとっては、やはり、まだ、フライトは高額であり、バスでの移動が主流です。今回、南部バスターミナルの迅速な対応のおかげで、増便の準備もあり、十分なバスが運行されているということで、特にピーマイ期間に帰省する市民にとっては、非常に良かったと思います。
ちなみに、海外からの旅行者、特にバックパッカーにとっても、この長距離バスは安価で移動できるので、人気の移動手段ではありますが、スピードの出し過ぎによる事故や、途中で車輛が故障して立ち往生するというケースも珍しくありませんので、ご利用になる場合には、余裕のあるスケジュールを確保し、十分に注意してご乗車されることをお薦めします。
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